第8問
2021年2月時点、福島県で最も人口が多い市はどこですか?
答え:いわき市
「福島新エネ社会構想」の一つの柱は、再エネから水素を「作り」、「貯め・運び」、「使う」、未来の水素社会実現に向けたモデルを構築することです。
水素は、地球温暖化の原因となるとされるCO2を利用段階では排出しないクリーンなエネルギーとして、注目される新エネルギーのひとつです。水素を再エネから製造することができれば、製造段階でもCO2を排出することなく、製造から利用までトータルな「CO2フリー」が実現できます。また、再エネの余剰分を水素に変換すれば、再エネを水素のかたちで「貯蔵」できることとなり、有効活用することができます。
そこで、2017年8月から、浪江町において、1万kW級となる世界最大級の水素製造設備を使って再エネから水素を作るというプロジェクトが始められています。2018年夏頃からプラント建設に着工予定です。ここで作られた水素を、2020年に開催される「東京2020オリンピック・パラリンピック」の際に、東京でも活用することを目指しています。
再エネ由来の水素製造実証のほかにも、水素利用拡大に向けた取り組みが進められています。2017年6月には郡山市で、また9月には南相馬市で、再エネ由来の水素ステーションが導入されました。また、福島市および郡山市では、移動式水素ステーションの整備が進められており、2018年3月に開所予定です。