令和６年度全国大会のテーマ
「エネルギー政策～エネルギー安定供給と脱炭素社会の実現の両立～」
経済産業省資源エネルギー庁は、全国の中学生・高校生を対象に、政策提案型パブリック・ディベート全国大会（以下「全国大会」という。）を、【令和7年1月11日（土）～12（日）、2月2日（日）】にオンラインで開催します。
※本年度の募集は終了いたしました。たくさんのご応募ありがとうございました。
| 開催概要 |
名称：政策提案型パブリック・ディベート全国大会
主催：経済産業省資源エネルギー庁 後援申請（予定）：全国の教育委員会等 実行委員：政策提案型パブリック・ディベート全国大会実行委員会 参加申込締め切り：令和6年10月11日（金）参加申込書と政策提案届出書をメールに添付して事務局へ送付してください。 出場チーム決定：書類審査のうえ令和6年11月8日（金）に発表予定 ※ウェブサイトに公開予定 全国大会（試合）開催期間：令和7年1月11日（土）～12（日）、2月2日（日） |
| 全国大会（試合）
について |
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| 政策提案型パブリック・
ディベート全国大会実行委員会 |
委員長 江間 史明 山形大学大学院教育実践研究科教授
委員 田本 正一 山口大学教育学部准教授 委員 本田 紘信 全国教室ディベート連盟東北支部 委員 名越 幸生 全国教室ディベート連盟東北支部 |
| 中学生の部 出場校 | |
| 岩手県 | ・盛岡中央高等学校附属中学校 （Team high bridge） |
| 東京都 | ・中央大学附属中学校 （文藝部ディベート班） |
| 山口県 | ・慶進中学校 （慶進ちいかわチーム） |
| 宮崎県 | ・宮崎県立宮崎西高等学校附属中学校 （西附カイト） |
| 高校生の部 出場校 | |
| 東京都 | ・開成高等学校 （有識者会⾒） |
| 岐阜県 | ・岐阜県立岐阜高等学校 （岐高ブロッサム） |
| 大阪府 | ・高槻高等学校 （79期GAコース有志） |
| 熊本県 | ・熊本県立熊本高等学校 （EV普及軍） |
（順不同）
| 中学生の部 出場校 | |
| 青森県 | ・八戸工業大学第二高等学校附属中学校 （ニコ中2024） |
| 岩手県 | ・盛岡中央高等学校附属中学校 （Team high bridge） |
| 宮城県 | ・東北学院中学校 （東北学院中 ディベート部） |
| 東京都 | ・東京都立大泉高等学校附属中学校 （SHE研究所） ・中央大学附属中学校 （文藝部ディベート班） |
| 長野県 | ・信州大学教育学部附属長野中学校 （附属長野中学校有志の会） ・長野市立三陽中学校 （オオカナダモ研究部） |
| 愛知県 | ・愛知教育大学附属名古屋中学校 （f活ディベート） |
| 三重県 | ・三重中学校 （チーム・ロドリゲス） |
| 京都府 | ・京都教育大学附属桃山中学校 （かっけーず） |
| 和歌山県 | ・白浜町立日置中学校 （日置中学校にひきよせられたみなさん） |
| 山口県 | ・山口大学教育学部附属光中学校 （光高速チーム） ・慶進中学校 （慶進中ちいかわチーム） |
| 佐賀県 | ・佐賀大学教育学部附属中学校 （エネルギッシュ） |
| 長崎県 | ・私立精道三川台中学校 （Change The World） |
| 宮崎県 | ・宮崎県立宮崎西高等学校附属中学校 （西附カイト） |
| 高校生の部 出場校 | |
| 北海道 | ・北海道釧路湖陵高等学校 （釧路湖陵） |
| 岩手県 | ・盛岡中央高等学校 （かもめぐみ） |
| 秋田県 | ・秋田県立秋田西高等学校 （秋田西高チーム） |
| 東京都 | ・東京学芸大学附属国際中等教育学校 （地層国際） ・開成高等学校 （有識者会⾒） |
| 神奈川県 | ・神奈川県立厚木高等学校 （78・79期エネルギー政策班） ・横浜雙葉高等学校 （横浜雙葉エネルギー政策班） |
| 岐阜県 | ・岐阜県立岐阜高等学校 （岐高ブロッサム） |
| 愛知県 | ・愛知産業大学三河高等学校 （放送部 ∞プロジェクト） ・名古屋経済大学市邨高等学校 （いちむら） |
| 大阪府 | ・高槻高等学校 （79期GAコース有志） ・関西創価高等学校 （関西創価ディベート部） |
| 愛媛県 | ・愛媛県立今治東中等教育学校 （チーム４０４） |
| 福岡県 | ・福岡県立修猷館高等学校 （修猷館高校ディベート部） |
| 長崎県 | ・精道三川台高等学校 （ボルシチ） |
| 熊本県 | ・熊本県立熊本高等学校 （EV普及軍） |
（順不同）
| 資源エネルギー庁 日本のエネルギー | https://www.enecho.meti.go.jp/about/pamphlet/ |
| 資源エネルギー庁 『エネこれ』 | https://www.enecho.meti.go.jp/about/special/ |
| 資源エネルギー庁 エネルギー白書 | https://www.enecho.meti.go.jp/about/whitepaper/ |
| 資源エネルギー庁 エネルギー基本計画について | https://www.enecho.meti.go.jp/category/others/basic_plan/ |
| 資源エネルギー庁 省エネポータルサイト | https://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saving/ |
| 資源エネルギー庁 統計・各種データ | https://www.enecho.meti.go.jp/statistics/ |
| 資源エネルギー庁 総合資源エネルギー調査会基本政策分科会 | https://www.enecho.meti.go.jp/committee/council/basic_policy_subcommittee/ |
実行委員長講評
政策提案型パブリック・ディベート全国大会は、昨年度に続き、２回目の開催となりました。高校生の部の優勝校、岐阜県立岐阜高等学校の皆さん、2連覇おめでとうございます。
高校生の部の決勝戦は、いずれが勝ってもおかしくない僅差の試合でした。
中学生の部の皆さん、高校生とも思えるような、質の高い内容の試合をありがとうございました。
この大会のディベートには、特徴が２つあります。第一に、パブリックという点で、一般の聞き手（聴衆）を意識したわかりやすいスピーチを行うことです。第二に、試合の対戦校が、互いの政策の質を高め合うようにディベートをすることです。本大会では、これらの特徴をよく理解した、質の高い試合が、多く見られました。
この大会に向けて、中学生や高校生の皆さんは、実によくリサーチをして、政策を提案してくれました。例えば、日本の国土を生かしたエネルギーの地産地消や洋上風力発電の拡大、高温ガス炉による原子力発電の利用といった政策提案がありました。一方、企業活動の省エネ化や脱炭素化を進める新たな国家資格（環境士）の創設などの政策提案もありました。ディベートの中で、これらの政策の効果や必要な経費、実現までのロードマップが論点となり、各々の政策の優位性と課題が浮き彫りになりました。
この大会のディベートは、これからの日本のエネルギーを考える論点を示すものになっていました。この大会を出発点として、中学生や高校生の皆さんのエネルギー問題への関心がさらに広がっていくことを期待したいと思います。