学習コンテンツ

動画・デジタル教材 授業案
エネルギーデータまるっとWorldMap!

中学1~3年生

加古川市立加古川中学校

概要

世界地図に示された8種類のデータをもとに、エネルギー教育の4つの視点ごとに学習できる。
資源エネルギー庁発行の副教材「わたしたちのくらしとエネルギー」を活用しながら学習できる。
SDGsの達成に向けた社会づくりとの関連がわかるように工夫している。
世界地図に示された11か国の主なデータがいつでも見られ、教員の工夫でさらに活用の幅が広がる。

対応学年 対応教科 学習指導要領の内容
中学1年
社会科
世界と日本の地域構成(地域構成) 世界の様々な地域(世界各地の人々の生活と環境) 世界の様々な地域(世界の諸地域)
総合
中学2年
社会科 日本の様々な地域(日本の様々な地域的特色と地域区分)
総合
中学3年
社会科
近現代の日本と世界(現代の日本と世界) 私たちと経済(国民の生活と政府の役割) 私たちと国際社会の諸課題(世界平和と人類の福祉の増大)
総合

学習の流れ
想定時限数 1~4時間(教員の工夫次第)

準備物

・エネルギーデータまるっとWorldMap!

・タブレット

学習1

【エネルギーの安定供給の確保】
①エネルギー自給率
②一次エネルギー供給量

学習2

【地球温暖化問題とエネルギー問題】
①エネルギー起源CO²排出量

学習3

【多様なエネルギー源とその特徴】
①一次エネルギー供給構成
②発電電力量構成
③水素産業に関わる特許の2010-2019年間の国別トータルパテントアセット

学習4

【省エネルギーに向けた取組】
①一人当たりの一次エネルギー供給量
②GDPあたりのエネルギー供給量

主に社会科で、エネルギー環境教育授業を実施するときに。
副教材「わたしたちのくらしとエネルギー」や導入動画と組み合わせて使うと効果的です。それぞれの世界地図に、副教材の関連ページが示してあるので活用してください。
また、地図上の国名をクリックすると、その国の主なデータが提示されます。ここも活用できれば、さらに深まりのある学習が期待できます。

知識・技能

・日本のエネルギー自給率は諸外国に比べてもとりわけ低いことを理解する。
・産業革命以降の化石燃料の消費による二酸化炭素の大量排出が、地球温暖化の主な原因と知る。
・主な国の一次エネルギー供給量や発電電力量の構成を知る。
・一人当たりの一次エネルギー供給量からエネルギーの節約している国がわかる。

思考力・判断力・表現力

・エネルギー安定供給の取組が重要であることに気づく。
・国内外で実施すべき地球温暖化防止への取組を考える。
・エネルギーのメリット・デメリットをとらえ、持続可能なエネルギー安定供給のためのエネルギーや電源の構成を考える。
・GDPあたりのエネルギー供給量から、省エネ状況を判断することができる。

学びに向かう力・
態度

・日本及び世界のエネルギー事情に関心をもち、自ら調べようとする。
・家庭や学校、地域で自らができる地球温暖化防止活動に取り組もうとする。
・多様なエネルギーに関心をもつとともに、未来のエネルギーを調べようとする。
・世界の省エネ事情を知り、家庭や学校、地域で自らができる省エネ活動に取り組もうとする。

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