概要
「エネルギー大臣になろう!」とは? 温暖化、異常気象、オイルショック、エネルギー価格の高騰、戦争、政変、原子力事故、反対運動、技術革新…?建設費は?発電コストは?エネルギーの政策を決めるには、考えることがいっぱい。このワークショップでは、国の経済力・資源条件の制約下で、理想のエネルギーバランスを皆で考えます。発電所カード、国カード、イベントカードを使い、一国のエネルギー大臣となってエネルギー政策を行うオリジナルカードゲームを体験して、地球の未来を考えてみましょう。
学習の流れ
想定時限数 3~4時間
参加者が仮想の国のエネルギー大臣となり、参加者同士の対話を通じて、発電所を建設するゲーム。 国が必要とする発電量を満たしつつ、かつそれぞれの電源の特徴を踏まえて政策として掲げる電気料金や稼働率、自給率、環境負荷の達成度合いを競い合う。 ゲームは2ターン制で、第1ターンと第2ターンでは10年程度のタイムラグがあり、また発電所建設後には地震や戦争、電池技術革新など電源のパラメータに影響を及ぼす様々なイベントも発生する。 ゲーム実施後には建設の経緯を報告し合ったり、講師からの解説をしたりとエネルギーへの学びを深める時間を設定している。
中学校、高校のエネルギー教育の一環として大学のエネルギー関連授業やサークル(環境等)のイベントなどに。
いわゆるアクティブラーニングの手法を取り入れ、電源(エネルギー)の選択という答えのない課題をテーマに、対話して学び合うことで、自分事として捉えることがポイント。エネルギーの現実を理解することと生徒の自主性を発揮することの両面を実現する。
世界や日本の資源・エネルギー利用の特色や現状、環境とエネルギーの課題をゲームや話し合いを通じて理解する。
各電源の特徴を踏まえた上で、現状を踏まえ将来的に向けてどのように考えて選択したかを発表する。
自らが大臣となり、話し合い決定することで主体的にエネルギー問題の課題解決のために思考する。
お問合せ先
J-POWER 電源開発株式会社 広報部 広報室
担当:多比良(たいら)、山本
TEL:03-3546-2211 MAIL:ecoene@jpower.co.jp
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